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いつも告知と報告ばかりの味気ないブログなので、ちょっと原点に戻ってみます。

石鹸屋を生業にしている私の
石けんを作り始めたきっかけ。
当店のFacebookページ(http://www.facebook.com/scramblesoap)に掲載した文章です。

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もともとは手作り石鹸のいち愛好家でした。
ネットで「無添加」とか「優しい」とか
そんな単語で化粧品を検索をしていたときに出会った
手作り石鹸の世界。
市販品ではなく、一個人が自宅の台所で作ったという
石けんがあるというのを知り、WEB通販で購入してみたのが最初でした。

初めて使った時、それまでに出会ったことのない
泡の感触や素材の感じられる「手作り石鹸」というものに
あっという間にハマってしまったのです。
買い集めた何十個の石けんが入ってる箱を開けては
匂いを嗅いで悦に入るという、
分かる人には解る幸せを感じていました。

それだけ石けんが好きだったのですが
作ることに興味はありつつ、なんとなく作るきっかけがないまま
買った手作り石鹸に囲まれることに満足して何年か過ぎました。

そんな私が、両親の夢だった田舎暮らしに伴い
東京から長野県諏訪に移住をしました。
生まれてから横浜と東京しか住んだことのなかった私が、
いきなり長野の山の中暮らしとなったのです。

店もないし、娯楽もないし、気軽に遠出もできないことに
戸惑ってばかりの日々。
暇つぶしに散歩しても森ばかりの環境に
嫌気すらさしてきたある時、
「そうだ、石けん作りをすればいいんじゃない?」
とふと、思いついたのです。
東京では何となく作らなかった石けんを、ここで作るのもまたいいものかなー
位の軽い気持ちでしたが
問題はこんな田舎に苛性ソーダ(石けん作りに必要な劇物)があるのかどうか。

「薬局にあったら作れってことだよな」なんて思いながら
村に1件しかない調剤薬局にを取り扱っているか尋ねた所
「ああ、ありますよ」
と目の前にポン。
あっさり苛性ソーダが手に入ったので、じゃあ作ってみるかーと
薬局の近くにある、村に1件しかないスーパーでオイルを買って帰りました。

こんな軽いノリで、石鹸作りを始めたのです。
もちろん、その時は石鹸を生業にするなんて思いもよらず。
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「台所から出た廃油を石鹸にして、台所に還す」

個人レベルで出来る範囲・規模で、細く永く続けようと思っています。

・各家庭から回収した廃油を石鹸にする→販売(リピートしやすい価格で)
成分分析(JISK3304)にかけ、台所用石けんとして販売をすすめる
・家庭で出た廃油を持込んでもらい、石鹸にする教室を開催(自宅教室・出張教室)
・香りやデザインなどで、台所に彩りを添えるような石けんも作る

<廃油の集め方>
イベントや教室などに持参してもらう→廃油石けんと交換


※随時加筆・修正していきます

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今までも廃油石けんを販売したり、個人レベルで使っていたのですが
台所用としても、洗濯用としても
泡立ち・洗浄力が優れているなあ、と常々思っていたのです。
それなら、廃油で作る石けんを使いやすくするのもいいんじゃないかな?
と、こんな案を考えてみました。

廃油石けんを日常の家事に使いやすい形で、
使いやすい方法などとともに、細々と広めていかれたらいいなと思っています。

「プロジェクト」などと名乗っていますが
あくまで個人レベルの範囲での活動です。
「リサイクル」とか「エコ」とか、そういうのを
前面にに押していくつもりもありません。
廃油の再生利用にはいろいろな手段があるけれど
私は石鹸屋なので廃油も石けんにしますよ、という感じ。

只今日々試作中。
続報は随時UPしますので見てもらえたら嬉しいです。



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あれから一年(その2)の続きです。

分析にかけたことで「台所用」(または「洗濯用」)の表記が必須となった
当店の石鹸ですが
「法律に則った台所用石けん」として販売していても
本当に「法律に則った」ものなのか?
今までと変わらない作り方をして、包装をしているのに
分析にかけただけで法律をクリアしたといえるのか?
個人的には「クリアしていない」ような気持ちでいます。
製造環境を整えること、品質のさらなる向上、販売経路・・・
手作りの「温かみ」から一見外れてしまいそうなことかもしれませんが
手作りでありながら、一企業としての意識を持つこと。
当店はそのようなスタンスでありたいと思っています。

台所用石けんの販売を始めてから、石鹸教室を始めました。
以前から要望や勧めもあったのですが
自分が売っている石けんと、教える石けんの境界線がないうちは
教室を始めないでいようと思っていたのです。
分析にかけた、という境界線を作ったことで、
自分の石けんを広める手段が増えた。
これも完全な境界線ではないかもしれませんが
模索しながら、様々な形で石けんを広めていくことが
手作り石けんの世界(ってあるのかな)のこれからではないかと考えています。

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3回に分けて書いた割に、あまり内容の詰まってない文章となったかも。
こんな感じで、今年の当店(というより私)も
いろいろと模索し、展開していきたいと思っています。

あれから一年の続きです。

成分分析(JISK3304 石けん試験方法)にかけた当店の石鹸は
家庭用品品質表示法に基づく石鹸として販売しています。

分析にかけたことで、法律上はクリアになったかもしれませんが
使用用途が「洗濯用/台所用」に限定された石鹸となります。
でも、手作り石鹸の使用用途って「台所用」ではないんだろうなと
販売していて感じることが多いのです。
自分の石鹸と消費者ニーズとのズレ。
これが私が今当たっている壁です。

121206_1
当店の石鹸の裏面です。
家庭用品品質表示法に基づく表記が必須となり、「台所用石けん」と明記されます。

買う人は、石鹸の法律上の分類を知らない方が多いですし
それを説明しても
「じゃあ肌に使っていいの?いけないの?」と聞かれたりします。
個人的に使用用途はざっくり説明できるのが理想なのですが
法律に則らないといけない部分なので
「台所用石けんとして販売しています」と説明しています。
これで買うのを止める方も少なからずいらっしゃいますが、仕方のないことです。

「法律に則る」ことで限定される事柄が多くなり
自分の石けんの魅力が伝えられない、自由に売れない、
これが「手作りの台所用石けん」の限界だと思います。
これを乗り越えることが「商売」であり「事業」なんでしょうけれど。

またまた長くなったので、その3に続く(と思います)
これからの手作り石鹸販売の形とは、など・・・

あれ、って何?という感じでしょうが。

当ブログの記事「石鹸販売についてと今後の予定」
から大体1年が経ったようですので、ちょっと振り返りつつ色々と。

一年前って、覚えている方もいるかと思いますが
手作り石鹸の販売について議論が絶えない時期でした。
そんな中、石鹸に携わるみなさんがそれぞれ考え、悩んだ中で
販売をやめた方、
販売をやめずに続けた方、
教えるという形で広めようとした方、
など、いろいろな選択をしたかと思います。

その頃私は
「販売はやめたくない・・・でも法律を違反してまでやることじゃない・・・」
とかなり苦悩していました。
教室という形でも石鹸は広められる
でも、私は自分の石けんを商品にしたかった。
エゴかもしれない、誰も必要としてないかもしれない、
でも、自分でこだわって作ったものを見てもらいたい、使ってもらいたい。

この「でも」が消えなかったから、
堂々と販売できる道がないか、模索していたのです。

後にブログ上でも書きましたが
台所用石鹸屋になる、と決めたのは一種の逆ギレでもありました。
「台所用の何が悪いんじゃ!
法律はクリアするからこれで洗いやがれ!!」
みたいなね(笑)
で、レシピの復習・試作・選考を経て分析にかけたものが
現在販売している「SCRAMBLE KITCHEN SOAP」なのです。
(この名前で検査成績書を作ってもらったので、正式名称だったりします)
121123_3

実際、分析にかけたからといって
作り方も見た目も従来と何も変わりません。
脂肪酸ナトリウムの数値が明確化された「だけ」ともいえます。
でも、これ「だけ」で法律がクリアになるんだったら
やってみて欲しいとも思っています。

参考までに
私が分析を依頼した日本食品油脂検査協会さんでは
純石けん分 13000円
水分     3000円
消費税    800円
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計      16800円
でした。


長くなったのでその2へ続きます。
台所用と明記して販売しているメリットとデメリット、課題など・・・



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